舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜を観た

舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜をライブビューイングで観てきました。ありがとうけんらんぶ。

 

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今回のストーリーは、ゲーム内回想でもあった伊達政宗細川忠興の友情を中心に描かれていて、登場する刀剣男子も伊達家・細川家にあった子たちがメイン。

 

発表されたときは「ついに伊達組来たかーーー!!!!!」って感じだった。前回は本能寺の変を軸としたストーリーだったんだけど、織田組(へし切長谷部、宗三左文字、薬研藤四郎、不動行光)は刀剣乱舞の中でもかなり人気のメンバーだったから、次に来るのは伊達組って相当ワクワクした!!刀剣乱舞って実際どの界隈が人気あるのか、こっちからはあんまりよくわからなくて、でもミュやステが三条→織田→新撰組→と来てたから、次は伊達!!!っていうのシビれた!!そうそうそうだよね!!順当!!!みたいな。

 

 

トーリーについて

 

伊達政宗が天下人になりたかったというifを描いた本作なんですけど、私は去年真田丸をものすごく真剣に観ていたので、思うところがたくさんあった。真田丸でも似たようなセリフがたくさんあって、「あと20年早く生まれていれば」「もう少し中央で生まれていれば」…ってやつ。重いよなあ。天下取りのレースに参加することもできず、戦場で死ぬこともできなかった東北の強烈な若侍よ…。(その点真田幸村は「戦場で死んだ最後の戦国武将」であり、伊達政宗と同い年でありながら対照的な人生を歩んだ人として、二人の数奇な運命を絡めつつすんごくよく描かれているので、今回の刀ステが好きだった人は絶対真田丸を観て欲しい……!!!)

 

「戦国時代の終わり」ってこんなにおもしろいんだ〜って思う。つい、三英傑やひしめく武将たちの群雄割拠に目が行きがちだったけど、ちょっとだけ乗り遅れた人たちの葛藤もものすごくおもしろい。武士の時代はすさまじいね。

 

 

 

 

 

各キャラクター&演者さんについて

 

 

刀剣乱舞における三日月宗近というのは、ポケモンにおけるピカチュウであり、宝塚における轟悠であり、つまり「誰を主人公にしたストーリーであろうとも『作品の顔』は三日月」、という図式が最初からかなり明確に打ち出されていて、三日月を鈴木拡樹さんが演じるってわかったときは「刀剣乱舞もいよいよここまで来たか」って震えた。誰もが認める2.5次元舞台の風雲児・鈴木拡樹さんが演じる三日月、カンパニーの座長をつとめる鈴木拡樹as三日月宗近って、メタ的に見ても完璧すぎて泣いた。これはとても意味のあることで、彼ほどの人気も実力もある人が刀剣乱舞という作品に参加してくれて嬉しかったし、役が三日月で本当に嬉しかった。鈴木拡樹さんが参加してくれるなら三日月以外じゃきっとダメだった。キャスティングがハマったことにずっと感謝してる。

 

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動くときに肩が揺れないプロっぽさが好き。和物をこなしてきた人なんですよね。オーラや華やかさや年上感も含めて、あーーー三日月だ…って思う。

 

ちょっとだけ気になったのが「三日月ってここまで歌舞伎っぽい喋り方か???」ってとこかな…。そういう解釈にしたんだろうけど、前の刀ステのほうが「に、似てる…!!」って思った気がする。私が見慣れたのかな?CVの鳥海さんに声を似せてていいな〜って思う。

 

今回の三日月は前回にも増して不穏さが増してるというか、何か含みを持ってるかんじでハラハラした。彼は何か誰にも言ってない秘密を抱えているのだろうか?この先の刀ステへの伏線なのかなあ。うーんうーん。まあ、そもそも三日月自体が「なんか不穏」なキャラクター(長生きで平安育ちで三条組で神様感強めだから)ってのもあるしな…と思いながら観てた。ていうかあのカラコンが怖い!!笑 でも三日月があの色素薄めの水色の瞳なのは本当だしね…。ただあのカラコンのせいで、普通に喋ってるだけなのか、怖いことを言っているのかわかりづらくなっていてとまどう。

 

今回、鶴丸との特別さを感じるシーンが結構あって嬉しかった。私、三日月と鶴丸のじじいコンビ好きなんですよね!!二人にしかわからないことってたくさんありそうでいい。(前の刀ステの千秋楽あいさつでまんばちゃんが「白いジジイとか…青いジジイとか…」って言うくだりめちゃめちゃ興奮した)三日月が鶴丸に対して「俺は山姥切だけじゃなくみんなのことを気にしているぞ?」っていうの、めっちゃいい。彼は何者なんでしょう。

 

最後、極修行に小夜を送り出すのがまんばじゃなくて三日月なの、よかった(どんぐりの伏線回収もね)。あのちょっとドライで愛情溢れる見送り台詞を聞けたのもよかった。本丸の精神的支柱なんだなあ。そう考えると、近侍でもなんでもないのに自発的にこういう役回りを引き受けている三日月ってすごいな…。「この本丸に強くあってほしい」という台詞、大事な気がしますね。

 

 

 

「か、顔が良い〜〜〜!!!」って感想が一番に出てくるあらまんばちゃん。私、刀ステ見るまでそんなにまんばのことを「顔が綺麗な子」って認識してなくて(ネガティブな子って印象しかなかった)、あらまきくんのまんばちゃんを見てようやく「あっそうかこの子、顔が綺麗って設定だったわ」って思い出した。笑 割烹着着てノリノリで光忠クッキングを手伝うくだり、めっちゃおもしろかったー!!そのあといじけながら客席の子と何やらコミュニケーションとってて可愛かったw あの席当てた人は幸運ですね。

 

今回のまんばちゃんの近侍としての試練は「小夜ちゃんの成長を手伝うこと」だったのですが、最初の方のうまく意思疎通できないかんじ、コミュ障VSコミュ障って感じで見ててハラハラした!!笑 ていうか、今回登場人物にコミュ障多くて新鮮だった。まんばと小夜と伽羅ちゃんと歌仙、みんな不器用でかわいい。

 

まんばちゃんが、気の利いたことを言うのが苦手だと自覚しながらも、「正直に言ってこういうことをするのは苦手なんだ」と言いながら歩み寄ることを諦めない姿勢、すごいよかったなぁって思うし、不器用で人見知りな彼が徐々に成長していってる姿が丁寧に描かれていてとてもよかった。きっとどこの本丸の近侍も、このまんばちゃんのように少しずつ成長していってるんだろうなあと思ったし、きっと私の本丸の清光もこうやってみんなをまとめてくれてるんだろうな〜って自分の初期刀に思いを馳せた。

刀ステでまんばと三日月は主人公とレジェンドという立ち位置がはっきり打ち出されててとてもいいな。主人公の成長をアシストするメンター感がよき…。

 

 

 

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いま知ったんだけど「TwitterはやってないけどInstagramはやっている大倶利伽羅」って概念強すぎない???こんなんずるい…。

 

「法政大出身の大倶利伽羅」という概念を爆誕させたいのひろきくん。最後の最後に「英語が喋れる大倶利伽羅」という概念を生み出して世界を全焼させたいのひろきくん。無理みが過ぎる……。

 

英語で挨拶したあと「頭のつくりがちがうんだよ」ってクイクイってジェスチャーするのやばくなかったですか!?さてはおぬし、爆モテの星からやってきたな…!?

 

 

てか大倶利伽羅って最早どんなスペックが盛られようとギャップ萌えできるのずるくない!?萌えの永久機関装置かよ……。

 

ミュのざいきくんがあまりにも破壊力が高かったので(顔が綺麗すぎて)ざいきくんのミュ伽羅のほうが個人的には好きだけど、ステの伽羅ちゃんは伊達組と一緒に出たからかわいいとこやおちゃめなとこがちょっと垣間みえてすきだった〜〜〜(ミュの塩対応を貫いた伽羅ちゃんもマジで好きだったけど!!!あの伽羅ちゃんのまま2部もファンサもやり通したざいくりからと演出家はマジですごい)

 

倶利伽羅ってキャラの解釈が難しいというか、ゲーム台詞だけだとどんな子なのか想像しにくい。というか、「なぜこんな性格なのか」を解釈しにくい。刀剣男士のほとんどは前の主や自分の来歴・逸話の影響で性格が決まっているので、大倶利伽羅だけなぜこんなに無口でツンツンしているのか(同じ主の影響を受けている光忠や貞ちゃんは社交的なのに)っていうのは審神者の数だけ答えがあって…あって…あるんですよ(語彙力)。

ミュでは「人と慣れ合いすぎると情が生まれてしまい守るものも守れない」が彼の哲学だと知ることができてすごく納得したけど、ステの大倶利伽羅くんは「戦ってる伊達政宗が好きで、その野望を叶えるというただそれだけのために在りたかった」という背景であの性格、という演出…ちょっと…すごすぎる…

 

刀剣男士は人の形をしていても根っこのところは日本刀である、というのが私の考察のベースにあるので、大倶利伽羅伊達政宗に対して吐く「あんたの道具であるだけでよかったんだ」って台詞はなんて強烈なI love you なんだ…と思った。この台詞を大倶利伽羅に言わせた脚本家の腕に唸る…!!

 

伊達組の中で特に伊達政宗の影響を色濃く受けているのは燭台切光忠と太鼓鐘貞宗、というのは全審神者の共通認識だったと思うのですが(衣装とか台詞的に)、今回明確に「実は戦国武将としての伊達政宗に一番影響を受けているは大倶利伽羅」と描かれたの、すごいなと思った。

 

 

 

 

ミュでもステでもアニメでも、「前の主のために歴史を変えたい」と思ってしまう子がいる、というのは今までにもよく使われた手法なんだけど、まさか今回その役回りを大倶利伽羅にさせるとは…!!難しかったと思うけど、なるほどと思わせるストーリー展開でおもしろかった。

 

最初は全然馴れ合わなかった伽羅ちゃんが、最後には光忠のラーメンを「食べる」という(聞いたくせにめっちゃ驚く光忠たちのかわいいことw)シーンとか、貞ちゃんが麺をぶちまけて「それ落としただろ」とかなんとか言ってるシーンとかめっちゃ楽しかった!!ゲーム内ではツン一直線の彼だけど、こうやって1%くらいのデレを見れるのはメディアミックスのいいところだ。大倶利伽羅にはこれからもデレ度1%くらいを貫いてほしい(あんまりデレてるとそれはそれでなんか違う気がしちゃう)

なんにせよ、光忠と貞ちゃんの前では素の部分が出せる大倶利伽羅ってかわいいな…。あとラーメンのくだり見て、貞ちゃんのことはちょっと雑に扱ってるっていうか、男兄弟みたいでかわいいと思った!春の連番〜〜〜!!

 

 

 

初見で「よくこんな子見つけてきたな」ってマジで思ったひがしくん。刀剣乱舞って実際2.5次元化のハードルが一番高いの燭台切だったと思うんですよ。三日月とはまた違う、「マジのイケメン」+「いい声」+「高身長」というものすごいスペックを必要とするキャラクターだからさ…光忠のルックスがいまいちだったらみんな悲しかったと思うんですよね。そんな中、最初にキャスト発表&ビジュアル発表されたとき、「うそでしょ!?!?!?!?!?!?」って思った。こんな子この世におったんかい!?っていう…。オーディションで選ばれたのか指名だったのかは知らないけど、なんか…キャスティングの条件がハマったことに感謝した…世界に感謝……。

前回の刀ステでは光忠が動くたびしゃべるたびに「光忠……!!!!!」と思って泣いた。だってあまりにも光忠が…光忠で…!!光忠って現実にいたらこんなかんじなのかあ…ってめちゃめちゃ思った。2.5次元は麻薬。こういう”運命のハマり役”がたまに存在していて、そういうのに出会うと脳が溶ける。

 

今回は伊達組メインの話なので、光忠の出番が増えてて嬉しかった〜!!伽羅ちゃんや小夜に優しく接する光忠、すてきね。最初の畑のシーンで貞ちゃん抱いてぐるぐる回るシーンや、「ズッキーニくん」に話しかけるシーン、貞ちゃんの歌につっこむシーン、光忠クッキングとかいうマジキチシーンなどなど、小ネタ集全部好きだった。光忠は実直ないい子ですよね。

 

殺陣がうまくなったなあ〜!と親戚のおばさんのような目でみてしまった。前のステ見てたとき、長い手足をもてあましている…!?って感じた瞬間があったんだけど、今回の見て、うまくなってる〜〜!!って感じました。。太刀は長いし、これを振り回すの相当大変だよなって思うんだけど、めちゃめちゃかっこよかったよ!!圧倒的に派手で華やかな太刀捌きがすてきだった。恵まれた体格を持つ人の特権ですね。

 

伊達政宗と対峙するシーンで、眼帯を見て俺と一緒だな!って言われて「奇遇だね」の一言で返す光忠、かっこよすぎた。山ほど言いたいことはあっただろうに呑み込んで物腰柔らかな姿勢を崩さない彼はまじでプロ…

 

最後、伊達政宗の臨終のシーンで、仲間の名前を一人ずつ読んで「僕たちの主は…かっこいいよ…!!」っていうシーン、すごくよかった。彼は本当によく「格好いい」という言葉を使うので、最後の山場のシーンでこの言葉を言わせるのはすごく意味のあることなのだ。格好いいというのは服装や髪を整えることだけを指すんじゃなくて、「人を褒めたり称えたりするときの言葉」なんだなと思った。伊達男の真髄だね。全員の名前を呼ぶというのも彼の優しさや誰にでも分け隔てなく接する懐の深さみたいなのがよく表れていて好きだった。

 

ひがしくん、ポテンシャルが圧倒的に芸能人すぎて、どこまで羽ばたいていくのか本当にどきどきする…!いまの刀剣男士から斎藤工城田優のようになる子がいるとしたら今のとこひがしくんが最有力かなって勝手におもっている。もう少し燭台切をやっているひがしくんが見たいけど、手が届かないほど遠くにいってほしい気持ちもある…てかまだ22歳ってまじかよ〜〜〜!!!

 

最後の挨拶のときに「(ライブビューイングを見ている)お母さん!」って笑顔で言ってるひがしくんに打ちのめされてしまった。「この子を生んだひとがいるのか…!!」という事実のやばさにおそれおののいた…(伝われ)。お母さん、こんなすてきな息子さんの人生を消費してしまってごめんなさい…でも、生んでくれてありがとうございます……って気持ち。(天海祐希さんが宝塚を受験しに来たとき、面接官が「お母さん、この子を生んでくれてありがとうございます」と思ったという逸話があるけど、同じ気持ちを今私はひがしくんのおかあさんに対して抱いている)

ひがしくん見るからにチャラそ〜〜〜って思ってたんだけど(ほんとのとこは知らないw)、おかあさん!なんてキラキラした顔で呼びかけられる人だなんて聞いてなーーい!!いい息子かよ…。

 

 

 

 

 

 

 

ameblo.jp

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貞ちゃんって喋り方が特徴的だと思うんですけど、よく捉えてたな〜〜〜。ちっこいけど伊達男な貞ちゃん。服装が華やかでよかったな。

「敵襲にいち早く気づく貞ちゃんと小夜」っていうシーンが猛烈に好き!!短刀だけ先に気づくのめっちゃアツいよ…。「小夜、気づいたか?」って話しかける貞ちゃんにも萌える。本丸の中で粟田口じゃない短刀って数えるほどしかいなくて、中でも貞ちゃんはいつも伊達組のお兄さんたちとつるんでるイメージが強いから、短刀仲間と何かを共有してる貞ちゃんというのが描かれていて嬉しかった。

 

あと、歌仙のこと「之の字(ののじ)」って呼ぶのめっちゃよくない!?自己流のあだ名をつけるのがみっちゃん貞ちゃんの趣味なんだろうか。いまみてる大河ドラマ『おんな城主直虎』でも主人公が直之くんのことを「之の字(ゆきのじ)」って勝手にあだ名つけてるんだけど、なんだかそのことを思い出した(絶対同じこと思ったひといる!!)

 

あと何かのシーンで(真剣必殺かな?)衣装がひらりとはだけて背中が全部見えるシーンがあってドキドキしてしまった。

 

 

 

 

 

健人くん、顔全然鶴丸じゃないのに、喋り方がすんごい鶴丸だった。あのひょうひょうとした台詞回しが鶴丸の真骨頂だぜ…!!そめさまの美形鶴丸が好きだったけど、健人くんのあの体躯の細さ、めっちゃ鶴丸…。

 

「刀剣男士が敵側に堕ちることがある」という描写(まあ自発的にというより、戦術の延長線上で、ってかんじではあったんだけど)には驚いたけど、その役回りを引き受けるのが鶴丸っていうのがまた…!!私は鶴丸国長の、「全員と仲良いけど、誰とも特別ではない」というそこはかとない孤独性が好きで好きで、大倶利伽羅がどうしても政宗公(闇落ちver)に刀を振るえない…ってなったときに「ダメだぜ、伽羅坊」って出てくる鶴丸にしびれた。彼はやんちゃでいたずらっこですけど、実は誰よりも年上のお兄さんでもあって、普段は伽羅ちゃんに塩対応されてるけど、こういうとき彼を叱るでも責めるでもなくこういう手段で守れる鶴丸の大人力(?)超いいな〜〜って思った。黒衣装verの鶴丸が公式で拝めるとは!!

 

「予想外だったか?ガラ空きだぜ!」と「紅白に染まった俺を見たんだ…あとは死んでもめでたいだろう!」って鶴丸のセリフが好きすぎるので、見れて本当に嬉しい〜。伊達組4人で真剣必殺4連続のシーンはほんとぞくぞくした。今回のメインは伊達組なんだよ!!!!!っていう。このシーン見ながらマジで思ったのは、仙台公演しなよ…ということですかね……

 

 

 

 

このツイート今でも覚えてるもんなあ…

 

 

 

 

 

 

「役者としての初めての仕事が刀ステ」という逸材の納谷くんですが、刀ステメンバーの中で誰がどう見てもダントツで一番殺陣が上手い。体幹がしっかりしているし、足がピンと伸びているし、こういうのって素人が見てもわかるんだな、って思う。

 

 

 

キャリアも浅いまま小夜ちゃん役を掴んだなやたけるくん、シンデレラボーイだなって思ってたけど、どっちかというとずっと役者になりたくてなれなくてもがいていた、ってブログに書いてて、そうだったんだ…って思った。

それにしてもなやくんが小夜役を射止めたの本当運命だなって思う。体格、顔立ち、運動神経など様々な条件がはまったなやくんが、さらに小夜を体現するためにめちゃくちゃ研究してるのが見てて伝わってきた。とんちゃんの燭台切のような「運命のハマり役」とはまた違う、「ここまで寄せられる素材を持っていた上で、役者がめちゃくちゃ努力したことによる当たり役」というのもあるんだなあ…という気持ち。

 

小夜ちゃんが自分の中の復讐心と向き合う、というのが一つの大きなテーマになっていて、前回より小夜ちゃんの弱い部分というかみんなの弟感というか、そういうところが深まっててへえ〜〜〜って思った。光忠が「この姿になれて嬉しいのは料理ができることと頭をなでてあげられること」と小夜ちゃんにいう台詞、ゲームのときからすごく好きなんですけど、それが見れて嬉しかったな。

 

小夜ってちっこいし三兄弟の末っ子だしどうしても可愛い存在として認識したくなるんですけど、ここまで小夜の”復讐にとらわれている”部分に焦点をあてたのは初めてだよね〜。

 

小夜ちゃんの新たな一面である「歌仙には雑」って部分がふんだんに見れて面白かった!!これゲーム回想でも「細川組ってこんな感じなんだ!?www」って思ったんだけど、二振りのやりとりめっちゃおもしろかった。「僕はお小夜の兄でもあり父でもある…」「ちがいます」とか、小夜ちゃん笑いをわかってるw

小夜ちゃんがあんな積極的に大倶利伽羅に話しかけるのも新鮮だった。思ってたよりしゃべる子みたいだ。

 

最後に小夜ちゃんが歯を見せて笑うシーン、ライビュ会場でも悲鳴が起きてたけど、ほんともう!!!ほんともう!!!!!ってかんじ!笑 なやくんがそもそも可愛いってのもあるけど、普段笑わない子の笑顔はズルイよ…。

あと、最後の挨拶のときアンサンブルのひとが笑わせて、後ろでなやくんが顔を覆って笑ってるのが写って、ここでもライビュ会場では悲鳴が起きていた…。

 

あと、登場はしないけどセリフの中で江雪と宗三が小夜の看病をしていたり極修行を見送ったりしてる演出よかった…!左文字三兄弟が仲良くしてるのほっこりする。また3人でいるところが見たいね!!

 

 

 

 

 

↑このツイートがTLに流れてきたときマジかよって思ったのを今でも覚えている。似すぎ!!!!!さすがに本物はここまでではなかったけど、まあなんというか、スゲー歌仙だった。戦闘着のときより内番着のほうが似てた。すげ〜〜〜よまじで…。

 

 

はい。

 

そんな異様に似てる歌仙ちゃんですけど、そもそも私は「このメンバーでクレジット順のラストが歌仙」ってとこからバクモエだった…!!前の刀ステのサプライズ発表で新公演の出演者(つまり今回の)を一人ずつ写していく流れで、最後に歌仙がきたときにつ、ついにきたー!!ってかんじだったんですよ。歌仙クラスタの人がどれだけ深い愛で彼のことを好きか知っていたし、ほんとにおめでとう…!!って感じだった。

 

歌仙の矜持の高さや、人見知りだけどべらべらしゃべる性格(かわいい)や、物怖じしない屈強なところなどなど、歌仙の好きなとこいっぱいつまってた。ひらひらした衣装がとってもすてき!!内側の花柄模様が見えるたびに、雅だな〜って思ってた。歌仙といえばインナーなので(?)、真剣必殺がなかったのは残念!!あと今回初めて知ったんだけど、歌仙の二人称「貴殿」なんだね。いいねいいね。

 

小夜のこと「お小夜」って呼ぶのもかわいい。あの小夜ちゃんが歌仙にだけ遠慮なく接してるのもすごいよかった。この二人本当に細川の家にいたときから仲よかったんだろうな。なんなら小夜ちゃん、本当のお兄ちゃんより歌仙に素をさらけ出してそうでいい。

あと「遠足のしおり」を持ってる歌仙超かわいかった!歌仙のこういうところが好き!!うしろにちゃんと「歌仙兼定」って名前書いてるとこまでいとおしすぎる…まじめないい子かよ…

 

細川忠興と対峙するとこは名場面だったな…。一番最初に見た刀ミュの「おぬし強いな」「前の主が強くてなぁ!」のシーンを思い出した。刀剣男士が元の主と対峙するの場面は本当にいつもうまいこと作られている…。

結局歌仙の風流を愛しているところも、そのわりに強暴なところも全部忠興さまゆずりなわけで、だけど歌仙ってわりと自分と忠興を同化せずに客観視してるんだなってのも改めて気づいたかなあ。刀剣男士の中には、前の主LOVEな子もいれば、そんなにな子もいるけど、きっとみんな歌仙のように「嫌いにはなれない」って気持ちが根本にあるんじゃないかなと思った。

 

「自慢の刀じゃ!」って言われたあとの歌仙の顔よ…!!あんなこと言われたらもう、日本刀としての自分の刃生まるごと肯定されたようなもので、付喪神である彼にとってどれほど嬉しい言葉だっただろう。よかったねほんと…。

 

 

 

最後の光忠ラーメンのシーンで伽羅ちゃんにお酒を差し出す歌仙かわいすぎたよね…。あの伽羅ちゃんに「素直じゃないな」とか冗談言わせる歌仙よ…おいしいキャラしてるよきみは……。

 

 

 

 

 

 

なにはともあれカンパニーのみなさま本当におつかれさまでした!!生で見たかったなー。千秋楽、地方公演だし平日だしまあ取れるだろって思ってたけど全然取れなかったよ…とうらぶってもしかして結構人気あるんじゃ…!?福岡サンパレスってジャニーズとかもやってる箱だからね…!?

 

カテコ挨拶で「これからも舞台刀剣乱舞をよろしくお願いします!」ってひろちか様がおっしゃってたけど、一番最初の刀ステでは「もしかしてだけど続編あるといいな〜」くらいのテンションだったことを思うと、刀ステ本当大きくなったんだな…って思った。客観的なことはわかんないけど、もっともっと大きいコンテンツになってほしい…!!そしてもっと大きな箱でやってチケットがみんなに行き渡るようになるといいな♡(切実)

 

それに、まだまだ2.5次元化してないキャラクターはたくさんいるし、もっともっと立体化した刀剣男士たちを見たいよ〜〜〜!現実的にいってそろそろ来派でミュかステをやるべきだし(※個人の意見です)、太郎次郎も見たいし、源氏兄弟も見たいし、三名槍も見たいよ〜〜〜!あっでも天下五剣が揃ったら天下五剣で一つ舞台作って欲しいし、妄想はつきない…

 

 

つまり私が言いたいのは、黒田ミュ待ってま〜〜〜〜〜す!!!ってことですね!よろしくっす!日本号めちゃめちゃかっこいい俳優じゃないと暴れるからな!!!!!

 

 

はぁ〜〜〜刀ステ楽しかった!!刀剣乱舞は最高!!!ありがとうございましたー!!

 

 

 

 

 

 

にほへし女の、福岡に恋した1か月

 へし切長谷部の展示が終わった。あっという間の1ヶ月で、昨日という日が終わっていくのがとてもさみしかった。学芸員さんや他の展示物もそういう気持ちなんだろうか。恋をしていた1ヶ月が終わっていくこのさみしさを残しておきたいので文章を書きます。

 

 はじまりは、一つのつぶやきから。

  

 

  ひょ、ひょえ〜〜〜!!このツイートがTLをかけめぐった瞬間を今でも覚えている。私たちは知っていた、1月にへし切長谷部が福岡市博物館に展示されることを。日本号は常設展示なので、この1ヶ月は長谷部と日本号が並列展示❤️と勝手にわくわくしていた。博物館のひとに迷惑をかけないように、静かに、こっそり、見ますから……!!そう心に決めていた矢先の、このリーフレット!!おたくなので、「日本号の文字色がグレー」なのにも萌えたし*1、「へし切長谷部の文字色がピンク」なのにも萌えたし*2、日本号が左でへし切長谷部が右なのにも萌えたし*3、もうなんでも萌えた。

 

 刀剣乱舞というゲームが、全国のいろんな博物館や寺社仏閣と公式コラボをしているのはもちろん知っていたけど、福岡市博物館は去年も何もなかったし、それでも日本号やへし切長谷部が好きな子たちは福岡の地に向かったし、学芸員さんも「急に若い女の子が見に来ると思ったらそんなゲームが流行っていたのね〜」と知ってくれていたので、ほどよい距離感でいいじゃん❤️と思っていた。

 

fcmuseum.blogspot.jp

 (これは去年の福博さんのブログ。なぜ急に若い女の子が来るようになったのかを調べてくれていて、コミケに出展することまで検討してくださっていたらしい。その上で、「毎年来てくれているおじいちゃんたちとの兼ね合いもあるし……」とか何やら真剣にいろいろ検討してくれていたらしく、当時の私はその気持ちだけでものすごく嬉しかった。サブカルチャーを経由して歴史に興味を持つ若年層のことをよく思わない人もいる中で、「大河ドラマに続いてこのような幸運が訪れることは今世紀中にはもう無いだろうから今が踏ん張りどきではないか」とか、真剣に考えてくれていただけで嬉しい。)

 

  閃華の刻(刀剣乱舞オンリー)が福岡ドームで開催される1週間前に博物館に行った時のこと。イベントの存在を知っていた学芸員さん……優しい世界……。

 

 そんなこんなで、今年も並列展示じゃあ〜〜!と燃えていた12月。とんでもねえ爆弾がTLを焼き散らした!!!!!!

 

 

 

 

  う、うそでしょ〜〜〜!?!?!?!?!?

 ビビりすぎて感情失ったわ!!!!!!

 だってだってだって……コラボするって絶対もっと昔に決まってたじゃん、でもこの日まで公式にコラボするの黙っててあのリーフレットだけチラ見せして「今年もおまたせ❤️」とかだけ出して……私、こんな爆弾用意されてるって知らなくて「日本号とへし切長谷部の文字の色」に萌えてたんですけど!!!!!!!文字の色に萌えるって何!?!?!?!?!?!

 

 おたくが錯乱しているうちに年は明けるのでした……。そして我々はご実家の本気を目の当たりにすることになります。

 

 

 

 

 

 

 いったい何がおきているのか……

 たしかこの日私は仕事で、TLに流れてくる情報がパンチ強すぎて一回トイレに避難したことを覚えている。だってスマホ見ながらによによしちゃうんだもん!!!今すぐ会社を燃やして福岡市博物館に走ろうかと思った。

 

 

 

   感動のあまり語彙を失うオタクーー!!

 

  

 自分を納得させようとしている様子がうかがえます。

 

  

 このへんはもうあんまり記憶がありません。

 

https://jirosuzuki-renraku.tumblr.com/post/155431892837/福岡市博物館さんhttpstwittercomfukuokacmuseumで刀剣乱舞コ

jirosuzuki-renraku.tumblr.com

 

 追い討ちをかけるように鈴木先生(日本号のキャラデザを担当した先生)がこのような絵を公開してくださり、私の精神は爆発四散しました。アディオス……

 

 そんなこんなで、私も行ってまいりました!!

 

  

 これはマジで悲しかった。

 

 

 

 

 

 萌えているようすがうかがえます。

 

 死ぬほど見た立ち絵……むしろ2年間ほぼこのポーズとこの表情しか見てないのに……等身大で用意されるとなぜぐっとくるのだろうか……

 Twitterで散々「日本号でかい」「身長差ヤバイ」と言われていたけど、実際に見てみると本当に日本号はデカかったし、2人の身長差はヤバかった。語彙力は死んだ。

 

 私は(とうらぶのキャラクターとしての)日本号がすきなんですけど、生でみるとやっぱりかっこよくて、パネルと描き下ろし絵もかっこよかったし、そして本物の大身鎗日本号もそれはそれは大きくて、華やかで、実戦に使われた凄みもあって、ただただうっとりと眺めた。これを昔の人は使ったのかあ。どういうふうに使うのだろう。実はいまいち知らない。刺すのか、ふりおろすのか。「刺して振り上げて叩きつける」という説も聞いたことがある。ひょええ〜〜昔はこれで人を殺していたのか。戦っていたのか。すごいな。

 横に並ぶ国宝・へし切長谷部は、市民の寄付によって新調された展示台の上に品よく飾られていた。織田信長黒田官兵衛に渡した刀。あの織田信長が普段使いしていた刀が今福岡にあるってすごいことだ。もちろん織田信長が使っていたから有名なのだし、国宝なんだけど……それからは黒田の守り刀として福岡に住み続けていた日本刀。ゲームの中では筑前のことなんてすっかり忘れましたみたいな態度をとっていて、それを日本号に詰め寄られて、黒田家のことも大切に思っていると話してくれたへし切長谷部。2017年になって、わたしたち審神者がこうしてあなたたちに会いに来ることをどう思っていますか?と思った。多くは望まないけど、今のくらしもそう悪くないなと思ってくれているといい。ご実家に大切にされて、ここちよく暮らしてくれているといい。昔馴染みの、酒呑みの大身鎗の隣で。

 

 などとおセンチなことを考えつつも、日本号のパネルと記念写真を撮ったときの自分が完全に雌の顔をしていて引きました。

 

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 もう思い残すことはない……

 

 隣に並ぶとちょうど胸のあたりで、目もあわせられず、あまりのかっこよさと色気にくらくらした。彼は公式に195cmということになっているのですが、195cmのひとってこんなに大きいんですね〜〜〜あ〜〜〜かっこいい……三の丸スクエアでは何もせず30分くらいただただ日本号さんのパネルをながめてうっとりしていた。だってかっこいいんだもん……。そりゃ長谷部もこんなかっこいい男にせまられたら本音をポロリともらしちゃうよな……などと想いを馳せる。

 

 こうしてお祭りのような1ヶ月は過ぎ去る……かに見えた。

 が、福岡市博物館は最後までオタク殺しに余念がなかった!!!!!

 

 

 

 

 

  ありがとうけんらんぶ

 ありがとう福岡市博物館〜〜〜!!!!!

 

 さ、最後にこんなのってありですか!?!?!?!?いろはにほへし帰りの審神者を的確に狙い撃つこの華麗さよ……!!!最終日のためだけにこのカード(10種類あるみたいです)を作って用意してくれていたのかと思うと泣ける……。

 

 

 

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 うう……福博さんのブログ読んでるだけで泣きそうだ。

 とにかくこの1ヶ月、福岡市博物館学芸員さん、スタッフさんが年末年始返上で準備してくださったことや、とにかく日本号とへし切長谷部を大切に思っていることや、刀剣乱舞とのコラボを歓迎して一生懸命やってくださったこと、全部全部本当に嬉しかった。福博の学芸員さんって本当にリベラルで大好き。

 

 

 

 

 

 

 

 大好きしか言ってねえ……!!

 

 私は福岡で育ったのですが、福岡って本当に歴史的な観光地がなくて、黒田家も大河ドラマがあるまではマイナーな武将で、焼けてしまった福岡城を再建することもしていなかったので、歴史豊かな町かといわれると正直そうでもないのです。大人になって、他の都道府県にはお城が残っていると知って本当にびっくりした!!福岡城は城壁がほんのちょびっとしか残っていない。日本史を好きになって、大河ドラマを好きになって、そして刀剣乱舞を好きになって、その事実をたまに惜しいなと思うことがありました。他の都道府県には超有名な武将ゆかりの地があったり、お城や城下町や寺社仏閣が残っているの、うらやましかった。

 でも、刀剣乱舞をすきになって、今や60振りもいるキャラクターの中で、たまたまだけど、「一番好き」と思うキャラクター2振りが2振りとも福岡にいて、しかも実際に見ることができて、しかもしかも隣同士に並んでいる……!!思うと本当にラッキーだし恵まれている。遠いところからたくさんの人たちがこの2振りに会うために福岡に足を運んだのを知っているので、この2振りは本当に偉大だなとしみじみ思った。消失してしまった刀もたくさんいる中で、彼らはこうして歴史の荒波をくぐりぬけて、たくさんの人たちの愛情によって守られて、かつて生きた人たちの栄光を伝える役目を今でもちゃんと果たしている。

 すごいねえ。

 楽しい日々だったなあ。

 

 へし切長谷部くん、ひと月のお勤めお疲れさまでした。ゆっくり休んで、また来年会いましょう。

 日本号さんは引き続き、福岡の”顔”のお役目を。誰を隣に並べても、ああ唯一無二の槍なんだなあと思わせてくれる、華やかで勇猛なところが大好きです。

 

 刀剣乱舞をすきになってよかった!!!

 夢のような1ヶ月をありがとうございました。

 フィンランド・デザイン展見にいきがてら、日光一文字も見に行きます。

 

 

*1:ゲーム『刀剣乱舞』の中で彼のイメージカラーはグレーなのだ

*2:長谷部のゲーム中でもイメージカラーは紫なのだが理性を失ったおたくの目には恋するピンク色に見えたのでそれはそれで良かった

*3:言わずもながですが私は日本号×へし切長谷部のカップリングが好きなおたくなのですが、博物館の方はただ単に並列順に載せただけだということは重々承知です